speaker: 前田 春香 先生 (京都大学, 大学院法学研究科, 特定研究員)
酒井です。前田先生には国際会議NTCIR-17のパネル (@NII)にてパネリストをお願いしています。
その直後に酒井研にお越しいただき日本語でトークをしていただきます!
talk title: 数学的公平性と差別の関連性試論:LLM特有の事情はあるか?
date + time: 2023年12月13日18:00-19:10
place: 早稲田大学西早稲田キャンパス63-0504 (酒井研究室)
abstract:
これまで、アルゴリズムによる判断が公平だといえるのかどうかについては、主にそのアウトプットに着目することで、数学的に公平な状態を定義しようとさまざまな試みがなされてきた。本発表では、その数学的公平性が差別の不当さをとらえられているのか、また、LLMなどの生成モデルにおいて新しい問題点はあるのかを哲学(主に差別論)の観点から論じる。
bio:
researchmap
Haruka MAEDA is a program-specific researcher at Graduate School of Law in Kyoto University, who is interested in discrimination by algorithms. Her mater’s thesis at Graduate School of Interdisciplinary Information Studies of Tokyo University in Japan, focusing on the wrongness of algorithmic discrimination from the viewpoint of philosophical theory of discrimination, which won the Encouragement Award of the “Telecommunications advancement Foundation Award 2021”.