M1の雨宮佑基と鈴木理希也です。私たちは、Twitter上のデータを活用し、災害発生時の情報の抽出を目的とした「NTT DATA – Twitter Innovation Contest 2019」に参加し、優秀賞をいただくことができました。
このコンテストは、災害発生時における有用な情報の自動検出技術の精度を競うものであり、そのタスクは非常に難易度が高く、課題設定やモデル構築に大変苦戦しました。しかし日ごろから、Twitterのようなマイクロブログ上で発信される情報が、災害時にどのように広がり、人の安全のために役に立っていくかということに、強い関心を持っている私たちにとって、普段の研究では扱えないような膨大なツイートデータを活用しながら、「災害発生時の有益な情報抽出」というチャレンジングな課題に取り組むことは、普段大学で研究している自然言語処理技術を活用する大変良い機会となりました。今後も酒井研究室で研究に励み、更なる技術向上を目指していくつもりです。
